地域にある奥野田小学校との交流はこの事業所が開設して間もなく始まり、以前は児童が施設に訪問しご利用者様と直接触れ合ったこともありました。
しかし、コロナ禍以降は感染対策のため、児童からの「敬老のお手紙」を読んでいただく程度に制限され残念な状態が続いていました。そのような中で、昨年度は受け取るだけでなく、こちらからもお手紙の返事を書いていただきました。そして、それを学校に届け児童に還元してもらうことで、小さいながらも交流の再開に向けての第1歩としました。
お手紙の文面には間近に迫った運動会のことが書かれていて、ご利用者様もお返事の中で運動会のことに触れられており、運動会に関する関心の高まりが感じられました。
そこで、介護職員から運動会の見学の計画が立案され、それを校長先生にお伝えしたところ、大変なご配慮をいただき来賓席に招待していただくことができました。
当日は雨が心配なお天気でしたが、10名の方を2回に分けてお連れし見学することができました。現地での滞在時間はわずかでしたが、子どもたちの元気で可愛い演技を見て、旗を振ったり、声をだしたりして笑顔で応援されていました。
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